債務整理
1 債務整理のあらまし
債務整理には,任意整理・個人再生・破産の3つの方法があります。
どの方法を採るのかは,面談の上,依頼者の方に合った方法をご提案致します。
2 債務整理により解決できる可能性のある内容
■ 個人再生で家を維持しながら債務を圧縮
個人再生の場合,住宅資金特別条項というものを利用することで,負債を圧縮しつつ,住宅ローンを全額支払うことで,自宅を維持できる可能性があります。
■ ギャンブル・浪費での負債形成でも個人再生で負債を圧縮
ギャンブルで負債形成をした場合,破産を申立てても免責が得られない可能性があります。
その場合でも,個人再生を申立てることで,負債を一定程度削減し,無理のない範囲での返済が可能になります。
■ 過去に破産歴がある場合の再度の破産
過去に破産歴がある場合,基本的には再度の免責は難しくなります。
ただし,前回の破産からある程度の年月が経過しており,今回の破産に至った事情によっては再度の免責が得られる可能性もあります。
■ 職業上の資格要件との関係で破産を選択できない場合の個人再生・任意整理
一定の職業の場合,破産すると欠格事由に該当する場合があります。その場合でも,個人再生・任意整理であれば資格要件の問題をクリアしつつ,債務問題の解決を図ることができます。